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絵に似ていることについて

絵画的なネットとは対局にあるのかもしれないけれど、形はネット。これは絵には見えない。

Mowing-Devil / rubber tube, 篠崎栄介, 2010


反対に形状としてのネットとは離れるけど、これは絵に見える、といったら言い過ぎだろうか。上との比較で言わなくとも、確実に絵画的命題を引き継いでいるようには思える。説明はできないんですが...。しかもモリスのフェルト使った作品で絵に見えるのは、なぜかこれだけな気がする。他のもうちょっと「整っている」やつとかは絵に見えない。なぜだろうか。

Untitled (version 1 in 19 parts), Robert Morris, 1968


たぶん形状の「複雑さ」が関与してる(?)。前回のポストで挙げた2点でも、ヴィアラより高松の方が絵画に近い気がする。なんとなくだけれども。